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今年の桜

すごく即物的な物言いをすると、「毎年桜は咲くのだから、何年か前の出来のいい写真を載せておけばいいじゃないか」となるのだが、やはりそれでは落ち着かない。今年の桜は今年撮影したものでないと。

似たような議論に、「貰い写真と電話取材で作った記事」には魂が入っていないというものがある。その伝で言うと、昨今のキュレーションメディアなどは「人に見ていただく価値のない愚劣なしろもの」となるのだろう。寄せ集め記事と著作権フリー写真の組合せなのだから。

下里の滝の入口にある3本の桜。東側から見ると桜が宙に浮いているように見えるので気に入っている。あと何日かすると満開だ。

こんなすばらしいロケーションなのに、見物客は2、3人。それもすぐに帰ってしまう。「もったいない」という気持ちと「とても贅沢」という気持ちが交錯する。このぞくぞく感が、小川町移住を決めた原動力だった。まだそれが健在なのを知って、とてもうれしい。