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ウルトラセブン 第三話

 録画したものを視聴。

 「湖のひみつ」

 

 エレキング、ピット星人登場の回である。

 ムックなどで公開されているが、ウルトラセブンはこの第三話が事実上、制作第一話で色んなものを紹介する為に作られている。

 ウルトラマンでは制作第一話のバルタン星人登場回を飯島敏宏が担当していたが、ウルトラセブンは前回のワイヤール星人回の野長瀬三摩地である。

 冒頭のモロボシダン、フルハシ隊員が本部に入って行くシーンから、先ずはウルトラホーク3号で現場へ急行、次に、他の隊長含めての隊員がウルトラホーク1号、本部を破壊して円盤の元へ行くピット星人がウルトラホーク2号とメカと基地の内部を見せていく塩梅である。

 いくつかの小道具とミニチュアのカット割りと合成で見せられているのは判っているが、世界に奥行きを感じる。

 現場の湖についてから、釣り人が釣り果を長髪の水着の少女に奪われる所に、ダンとフルハシは遭遇するが、その少女が何処となく宮崎あおいに似ているのでドッキリした。

 よくある素朴な少女で、それが少し濡れた髪でワンピースを着るから、とても初々しい。

 少女を演じたのは高橋礼子と言う子役さんで、この後、引退したらしい。

 どうやら、撮影期間が夏休みにバッティングしてしまい、夏休みが潰れたらしいが、自分の十代の一番可愛い頃をフィルムで残せたのだから、良かったのではないか?

 ギャランティは雀の涙ほどであるのは何となくわかるが、彼女も制作されて50年、これだけ、繰り返し繰り返し見られるというのは、人生、捨てたもんじゃないと思う。

 正体はピット星人で、二人で出てくるのだが、カット割りで出てくるもうひとりの少女は高橋礼子の同級生らしい。

 何と彼女はクレジットもされず、顔も写っていない。

 その彼女の事を思うと、その後の彼女はどのような人生を送ったのであろう。

 そっちの方が気になった。

 今回のバージョンはどのバージョンかうるさいマニアではないので判らないが、エレキングはずっと真っ白だった。

 エレキングミクラスの造形は今見ても見事。

 自分は幼年期にこれを見て育ったんだな。