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二次被害引っ被る

 有名になると得もすれば損もするものでして、有名だから、という理由だけでも結構モノが売れたりする世の中でござんす、それは要するに一般人の殆どがモノの良い悪いが分からないってだけの話なのだけど、実はこれ多分殆どの人が分かってなくて、だから飲食物の産地偽装なんざ大体が内部告発からお縄に進展するわけなのだけど、まあ話は逸れましたがコレが得するほうの話で、だったら有名になったら損をするってのはどういうケースかっていうと、今だにテレビで報じられる森○学園、別にここを擁護するわけではないのだけど、他にも違法なことをやってる学校法人やその他様々な組織があるのだろうけど、有名にならなければあれもこれもと掘り起こされることもないから今でも世の中には罪深き無名な一般人があちらこちらに徘徊していたりするのである、無名とは犯罪者にとっては最高の隠れ蓑なのである。

 そして摘発したり報じたり、叩いてナンボの人間は無名なんて糞喰らえ、有名になったり注目を浴びたいほうなので、じゃあどうするかというと「有名な何かを叩く」わけなのですが、私の大好きな京都ってのも昨今の外国人観光客増のなか、更にその観光地としての雷名を轟かせ、同じレベルの事件でも「京都」なら報じたろうかしらん、ピックアップしたろうか知らん、と世にその良き雷名と対極に当たる不名誉な事象事件も悪き雷名として轟いてしまうのであり、今回も「鴨川で座る女子高生のスカート内を対岸から盗撮した」なんて糞野郎がお縄について記事が飛んでで、「嗚呼これで鴨川でも写真機構えるの気ぃ使うわ」となるのである。

 「鴨川でも…」ってのは以前も清水寺の入り口も何やら有名な盗撮スポットらしく、そんなこの趣の造詣が深い人間には有名スポットだったかも知れんが、私のようなそうでない人間達には寝耳に水で、しかし報じらてしまえば世が知ってしまい、そこで写真機を構えれば疑いの目を向けられ、注意喚起の看板とか立てられたりとかして、今までのように気軽に写真を撮れなくなってしまうのであり、今回もメデタク糞野郎が捕まったのは良いのだが、お陰で女子高生パンティーでなく純粋に京都が好きな私のような人間までが、大好きな京都の鴨川で写真を撮りにくくなってしまうのである。

 今の時期の鴨川ってのは夏にかけ、冬に比べ鴨は殆どいなくなるのだけど、子供を生んだ鴨が居残って、親の周りをカワイイ数匹の小鴨たちが戯れる光景が見れるのであるが、それを存分に撮りたいならば、女子学生の居ない時間帯を選ばなければなるまい、犯罪者が被害を与えるのは当事者だけ止まらないのである。